ピーモノ:Claude Code代替AIコーディングエージェント 5.9kスター

pi-mono: ターミナルでAIコーディングエージェントを直接作る

  • GitHub Stars: 5.9k
  • 言語: TypeScript 96.5%
  • ライセンス: MIT

このプロジェクトが人気を集める理由

Claude Codeが複雑すぎると感じた開発者がいた。Mario Zechnerは3年間LLMコーディングツールを実験した後、結局自分で作ることにした。[Mario Zechner]

pi-monoは「必要なければ作らない」という哲学で誕生したAIエージェントツールキットだ。システムプロンプト1000トークン、コアツール4つ(read, write, edit, bash)から始まる。Claude Codeの数千トークンものプロンプトと比較すると、極端に軽量だ。[GitHub]

何ができるのか?

  • 統合LLM API: OpenAI, Anthropic, Google, Azure, Mistral, Groqなど15以上のプロバイダーを一つのインターフェースで使用する
  • コーディングエージェントCLI: ターミナルで対話的にコードを作成、テスト、デバッグする
  • セッション管理: 作業を中断して再開したり、ブランチのように分岐したりできる
  • Slackボット: Slackメッセージをコーディングエージェントに委任する
  • vLLMポッド管理: GPUポッドに独自のモデルをデプロイして管理する
  • TUI/Web UIライブラリ: 独自のAIチャットインターフェースを作成できる

クイックスタート

# インストール
npm install @mariozechner/pi-coding-agent

# 実行
npx pi

# またはソースからビルド
git clone https://github.com/badlogic/pi-mono
cd pi-mono
npm install && npm run build
./pi-test.sh

どこで使うのが良いか?

Claude Codeの月額20万円が負担で、ターミナル中心に作業する開発者ならpiが代替案になる。API費用だけ払えば良いから。

セルフホスティングLLMを使いたいが、既存のツールがうまくサポートしていないならpiが答えだ。vLLMポッド管理機能まで内蔵されている。

個人的には「透明性」が最大のメリットだと思う。Claude Codeは内部で何をしているのか見えないサブエージェントが動いている。piはすべてのモデルとの相互作用を直接確認できる。

注意点

  • ミニマリズムが哲学だ。MCP(Model Context Protocol)のサポートが意図的に省かれている
  • 「YOLOモード」と呼ぶ全体アクセス権限がデフォルトだ。権限チェックがClaude Codeより緩いので注意
  • まだドキュメントが不足している。AGENTS.mdファイルをしっかり読む必要がある

類似プロジェクト

Aider: 同じくオープンソースのターミナルコーディングツール。モデルに縛られないという点が似ているが、piはより広い範囲(UIライブラリ、ポッド管理など)をカバーする。[AIMultiple]

Claude Code: 機能は多いが月額サブスクリプションが必要で、カスタマイズの限界がある。piはTypeScript拡張で自由に機能を追加できる。[Northflank]

Cursor: IDEにAIが統合された形。ターミナルよりGUIを好むならCursorが良い。

よくある質問 (FAQ)

Q: 無料で使えますか?

A: pi自体はMITライセンスで完全無料だ。ただし、OpenAI, Anthropicなど外部LLM APIを使うと、その費用が発生する。ローカルでOllamaやセルフホスティングvLLMを使えば、API費用なしで使用可能だ。

Q: Claude Codeの代わりに使えるほどの性能が出ますか?

A: Terminal-Bench 2.0ベンチマークでClaude Opus 4.5を搭載したpiがCodex, Cursor, Windsurfと競争できる結果を見せた。ミニマルなアプローチが性能を損なわないことを証明した。

Q: 韓国語のサポートは?

A: UIは英語だが、接続するLLMが韓国語をサポートしていれば、韓国語で会話しながらコーディングできる。ClaudeやGPT-4を接続すれば、韓国語プロンプトでコード作成が可能だ。


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参考資料

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