ChatGPT広告テスト、主要3点
- OpenAIが無料・Go料金プランに広告を掲載し始めた
- 広告は回答と分離され、会話内容は広告主に非公開
- 有料購読者(Plus以上)は広告を見ない
OpenAI公式広告ポリシーの具体的な内容
OpenAIは2026年2月9日から、米国内の成人ユーザーを対象にChatGPT広告テストを開始した。[OpenAI] 対象は無料(Free)とGo(月額8ドル)料金プランのユーザーである。広告はChatGPTの応答の下に「スポンサー(Sponsored)」ラベルと共に表示される。
広告マッチングは、会話のテーマ、チャット履歴、以前の広告インタラクションに基づいて行われる。[Search Engine Journal] 例えば、旅行計画を尋ねると、食事キットや食料品配達の広告が表示される可能性がある。
ユーザー保護装置と制限事項
OpenAIは、広告がChatGPTの回答に影響を与えないと明記した。Sam Altmanも直接「回答に影響を与える代価を受け取らない」と述べた。[NBC News]
ユーザー制御手段も用意された。広告を解除したり、パーソナライズを無効にしたり、広告関連データを削除したりできる。健康、メンタルヘルス、政治関連の会話では広告が表示されない。18歳未満のアカウントにも広告は露出されない。
広告主は、露出数とクリック数のような集計データのみを受け取る。ユーザーの会話や個人情報にはアクセスできない。
Altmanの立場変化と業界の反応
Sam Altmanは2024年10月に「AIと広告の結合は独特で不快だ」と述べたことがある。しかし、2025年11月、文脈的配置(contextual placement)を受け入れる方向に立場を変えた。[Search Engine Journal]
一方、Anthropicは最近のスーパーボウル広告で、Claudeの広告なし(ad-free)を強調した。Altmanはこれを「明らかに不誠実な態度」だと反駁した。広告収益が無料ユーザーにAIを提供する費用を賄うという論理である。
広告単価も注目に値する。初期参加の最小費用は20万ドル、CPM(1000回露出費用)は約60ドルと知られている。プレミアム市場を狙った価格である。
よくある質問 (FAQ)
Q: ChatGPT有料購読者も広告を見ることになるのか?
A: いいえ。Plus、Pro、Business、Enterprise、Education購読者は広告を見ない。広告は無料(Free)とGo料金プランのユーザーにのみ表示される。有料料金プランに切り替えると、広告なしでChatGPTを使用できる。
Q: 広告がChatGPTの回答の正確性に影響を与えるのか?
A: OpenAIは、広告が回答に影響を与えないと公式に発表した。広告は応答の下に別途表示され、有機的な回答と視覚的に分離される。広告主が回答内容を操作または変更できる構造ではない。
Q: ChatGPT広告をオフにできるのか?
A: 完全に削除するには、有料料金プラン(Plus以上)に切り替える必要がある。無料・Goユーザーは、個々の広告を解除したり、パーソナライズ広告を無効にしたり、広告関連データを削除することは可能である。しかし、広告自体を完全にオフにするオプションは提供されていない。
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参考文献
- Testing ads in ChatGPT – OpenAI (2026-02-09)
- OpenAI Begins Testing Ads In ChatGPT – Search Engine Journal (2026-02-10)
- OpenAI starts testing ads in ChatGPT – NBC News (2026-02-09)