Meridian 1700万ドル誘致、エクセルAIエージェント[2026]

Meridian、1700万ドルの投資、3つの核心ポイント

  • a16zなど有名VCが参加した1700万ドルの投資誘致
  • エクセルの中で動作するAIエージェント基盤の金融モデリングツール
  • ウォール街IB・PE実務家を狙った「エージェンティック・スプレッドシート」戦略

エクセルを代替せず、エクセル上に載せた

Meridianはエクセルを捨てるようには言わない。代わりにエクセルの中にAIエージェントを埋め込み、金融モデルを自動的に作成するツールである。[TechCrunch] 共同創業者John Ling(CEO)、George Fang(CTO)、Zach Kirshner(COO)の3人がステルスモードから抜け出し、1700万ドルの投資誘致を発表した。

DCFモデル生成、財務諸表分析、比率計算のような作業をAIが処理する。SEC EDGARデータを直接引き込み、PDFやCSVも統合作業空間で扱う。[Meridian] 数式追跡が可能で、どのセルがどのように計算されたのかクリック一度で確認できる。

a16zが注目した理由

投資にはAndreessen Horowitz(a16z)、QED Investors、Qatar Investment Authority、General Partners、Soma Capitalが参加した。[Meridian] 金融業従事者なら分かると思うが、エクセルは未だにウォール街の公用語である。いくら良いSaaSが出てもエクセルを捨てるのは難しい。

Meridianはこの点を正確に掘り下げた。既存のエクセルインターフェースをそのまま使いながらAI自動化を載せるIDEアプローチを選択した。バージョン管理、修正履歴追跡、仮定変更によるバリュエーション影響分析まで支援する。実務で最も時間がかかる部分を狙い撃ちしたわけである。

エージェンティック・スプレッドシート市場の流れ

2026年に入り「エージェンティックAI」が業界の話題である。コーディング、検索、顧客サービスに続き、今やスプレッドシート領域まで来た。OffDealというAIネイティブ投資銀行はMeridianを「実際の取引環境で信頼できる唯一の製品」と評価した。[Meridian]

SOC 2対応インフラと役割基盤アクセス管理を備え、エンタープライズ導入障壁も低くしようとしている様子である。WindowsとmacOSの両方をサポートする。金融分野はセキュリティと監査が核心なので、このような部分が備わってこそ実際の導入につながる。

よくある質問 (FAQ)

Q: Meridianはエクセルを代替するツールか?

A: 違う。Meridianはエクセルを代替せず、エクセル上で動作するAIレイヤーである。既存のエクセルインターフェースをそのまま使用しながらAIエージェントが金融モデル生成、データ収集、数式検証のような作業を自動化してくれる。WindowsとmacOSの両方で使用できる。

Q: どんな投資家が参加したのか?

A: Andreessen Horowitz(a16z)、QED Investors、Qatar Investment Authority、General Partners、Soma Capitalが参加した。総投資金額は1700万ドルである。a16zとQEDのようにフィンテック分野に強いVCが参加した点が目を引く。

Q: Meridianの主なターゲットユーザーは誰か?

A: 投資銀行、プライベートエクイティ、企業財務チームなど複雑な金融モデリング作業を行う専門家が主な対象である。DCFモデル、財務諸表分析、SEC公示データ活用など実務に必要な機能をAIが自動化してくれる。既にAIネイティブ投資銀行で実取引に使用中である。


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参考資料

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